レーザー加工は、2次元レーザー加工と3次元レーザー加工で切断面に違いがでます。
こちらのコラムでは丸パイプの斜めカットサンプルを例に、切断面形状の違いを解説いたします。
3次元レーザー加工の仕組みについてはコチラをご覧ください
技術コラム
【レーザー加工できるパイプ切断面形状】3次元レーザー加工と2次元レーザー加工の違いとは？
2次元レーザー加工の切断面の特徴
2次元レーザー加工は
パイプを前後に動かしたり、回転させながら加工したい形に加工していきます。
パイプに対して常に垂直にレーザーを当てることになるため安定して加工することが可能です。
そのため2次元レーザー加工の斜めカットパイプを突合せた場合
パイプ同士の間に隙間ができているように見えるため
用途によっては、後工程で溶接や仕上げをおこなう場合もございます。
3次元レーザー加工の切断面の特徴
３次元レーザー加工は
パイプを前後に動かしたり、回転させながら加工する2次元レーザー加工にプラスして
レーザーの照射角度も動かして加工していきます。
パイプに対して斜めにレーザーを当てることになるため
パイプに熱がこもりやすく、加工難易度は少し上がります。
しかし3次元レーザー加工で斜めカットしたパイプは
突合せたときに隙間も見えず、非常にきれいな仕上がりになります。
そのため後工程の省略も可能になり
最終的なリードタイムの短縮につながる場合もございます。
3次元レーザー加工ならパイプレーザー加工センターにお任せください！
いかがでしたでしょうか？
パイプレーザー加工センターでは、イタリアBLM社のパイプレーザー加工機を2台導入しており
2次元レーザー加工、3次元レーザー加工ともに加工可能でございます。
加工方法の使い分けなどは、用途や目的によって変わってきますが、
ご相談いただければ、お客様にとってベストな加工方法をご提案させていただきます。
またパイプレーザー加工センターでは、パイプレーザー加工のほかに
パイプ曲げ加工、板金加工、溶接、塗装、製品の組付けまですべてサポートさせていただきます。
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