国内で生産されているパイプは丸パイプや角パイプなど、JIS規格に沿っているものが
ほとんどです。しかし、中には特別な用途で、JIS規格に沿わない異形管(異形パイプ)が
生産されることがあります。
異形管は不規則な形状が多く、加工が難しいとされています。
そこで今回は、そのような異形管の加工におけるポイントについてお伝えします。
レーザーによるパイプの切断・穴あけ加工から曲げ・溶接まで対応可能なパイプ加工専門サイト
国内で生産されているパイプは丸パイプや角パイプなど、JIS規格に沿っているものが
ほとんどです。しかし、中には特別な用途で、JIS規格に沿わない異形管(異形パイプ)が
生産されることがあります。
異形管は不規則な形状が多く、加工が難しいとされています。
そこで今回は、そのような異形管の加工におけるポイントについてお伝えします。
国内で生産されるパイプは基本的にJIS規格で生産されているため、
パイプを加工して製品を製造する際もJIS規格に沿っているものを使用することがほとんどです。
今回ご紹介する異形管(異形パイプ)とは、JIS規格外の形状をしたパイプのことを指します。
異形管を使用する場合として、製品を製造する際に丸パイプ、楕円パイプ、角パイプなどの
規格内のパイプでは対応できない形状の場合や、異形管にすることでその後の加工工程を
大幅に削減できる場合などが挙げられます。
しかし、不規則な形状も多いため丸パイプ、角パイプなどに比べて
異形管の加工は難しいとされています。
では、異形管を加工する際のポイントを加工方法の観点からお伝えします。
通常パイプの加工では、プレス加工が用いられます。
しかし、上図のような複雑な形状をした異形管を切断しようとすると、
パイプがひしゃげられてしまうため、プレス加工単体では、加工できません。
そのため、両端面を鋸切断し、穴あけをプレス加工で行う必要があります。
しかし、その方法だと精度が出にくい上に、時間もかかってしまいます。
そこで、パイプをレーザーで加工することがポイントになります。
▼実際にレーザーで異形管を加工している動画をご覧ください!▼
ご覧いただいたように、複雑形状をした異形管でも、
レーザー加工であれば1分以内で切断、さらには穴あけまで同時に完了します。
また、プレス型を作る必要がないため、
小ロットであれば大幅なコストダウンを実現できます。
もちろん、精度も「鋸切断+プレス加工」と比較して高く、
異形管の加工は、レーザーがQCDすべての観点で優れているといえます。
こちらは、鉄パイプをレーザー機で切断、穴あけをした異形管の製作事例です。
パイプ加工はプレスで行うことが一般的ですが、本事例のような異形管をプレスで
製作しようとすると、パイプがつぶれてしまうため、プレスで加工することは非常に困難です。
しかしパイプレーザー機であれば、非接触で加工できるためパイプをつぶすことなく、
切断・穴あけを行うことが可能です。
今回は、異形管の加工におけるポイントについてご紹介しました。
異形管の加工にはレーザー加工が最適です。
当社では2000年代前半からパイプレーザー加工機の運用実績があり、国内でも屈指の
最先端設備を揃えており、高精度な加工を実現する環境を整えております。
また、曲げや溶接、そして設計や塗装、組立といった前後工程にも対応しています。
パイプ加工にお困りの方は、パイプレーザー加工センター.comまでお問い合わせください!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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