パイプを半割加工するにはいくつか方法があります。
こちらの記事では、パイプを半割加工する複数の方法と
その中でなぜレーザー加工が適しているのかについてお伝えします。
レーザーによるパイプの切断・穴あけ加工から曲げ・溶接まで対応可能なパイプ加工専門サイト
パイプを半割加工するにはいくつか方法があります。
こちらの記事では、パイプを半割加工する複数の方法と
その中でなぜレーザー加工が適しているのかについてお伝えします。
半割加工は、上図のようにパイプを半円形状に切断することです。縦割加工、竹割加工などの
言い方もあります。主に丸パイプに使用する加工方法です。角パイプに対しても
半割加工することはできますが、その形状を作る場合板金を曲げ加工することが多いです。
パイプを切断する方法には、一般的に
①レーザー加工
②プレス加工
③鋸切断
の3つの方法がありますが、半割加工を行う場合はレーザー加工が最も適しています。
というのも、半割加工をプレスで行おうとすると、パイプがプレスの圧力により潰れてしまうため、
半割形状を作ることができません。
また、鋸切断の場合、端面の精度・外観が悪くなってしまいます。
かつ、切断スピードがレーザー加工に比べて遅いため、サイクルタイムが長くなってしまいます。
レーザー加工であれば、パイプが応力により潰れることがなく、切断スピードも速いため半割加工に最適です。
こちらの製品は、鉄の丸パイプに対して、半割加工と斜めカットを同時に施した部材です。
この半円形状を製作するためには、丸パイプを半分に切断して加工をする方以外に、
板材を曲げて加工を行う方法もあります。
しかし、後者の方法だと多段曲げをすることになり、
段取り・作業ともに時間も手間もかかります。
(※要求される形状、精度によっては、板金の曲げが向いているときもあります。)
そこでパイプレーザー機を用いて加工を行うことで、
端面の仕上りを滑らかにかつ、サイクルタイムとコストを抑えで加工することができます。
今回は、パイプの半割加工についてご紹介しました。
当社の保有する3次元レーザー加工機であればビート位置や、
パイプの歪みを機械が自動的に判断できるため高精度なパイプ加工を行うことが可能です。
また、半割加工のようなパイプの切断以外に穴あけや曲げ、溶接、塗装、組立まで
一貫して対応しています。
パイプ加工にお困りの方は、パイプレーザー加工センター.comまでお問い合わせください!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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