こちらは、会議用テーブルの天板受け部品です。
木材で言う「相欠き」のように、角パイプを互いに欠き取ってはめ込むような形状になるよう加工しています。単純にパイプを十字に組み合わせるとなると、3本のパイプを溶接する必要がありますが、先述した加工形状にすることで、パイプを2本しか使う必要がなくなり、部品数を減らすことができます。また、組付け時に前後左右にズレにくく、位置決めが簡単です。
天板の形状に合わせてパイプの相欠き加工の両隣はノッチング加工をしています。さらに、パイプの先端は丸パイプに合うようにえぐり加工をすることで、組付けた際に外観が良くなるようにしています。
このように、嵌め込み加工、ノッチング加工、えぐり加工と複数種類の加工が必要な場合でも、当社では3次元レーザー加工機を保有しているので、同時に加工することができます。そのため、複数の金型が必要になるプレス加工と比較して、圧倒的なリードタイムの短縮に繋がります。複数工程が必要なパイプ加工のことならパイプレーザー加工センターまでお気軽にご相談ください。
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