こちらのパイプ加工品は、スチール(鉄)を用いた、工業用ホース金具の部品です。
写真にあるように、Φ63.5のパイプの大きさに対して、
30×100という大きめの長穴加工が放射状に3か所必要な加工品となっています。
このような加工は一般的に、金型を用いたプレス加工により行われますが、
歪み・バリが発生し、形がゆがむことがあります。
また、プレスによる加工では、位置精度を保つことが難しく、
品質不良が起きた場合には、金型の取り替え工程も発生するので、
非常に時間がかかってしまいます。
さらに、今回の加工品に関していえば、いわゆる小ロット品であり、
リピートは頂いていますが、一回で行う加工数としては少なく、
プレスへの金型脱着時間を考慮すると
コスト面で十分なメリットを提供することは難しいと言えます。
そこで、当社では、パイプレーザー機による穴加工を推奨することで、
上記のプレス機によるデメリットをカバーした加工が可能となりました。
例えば、40個の製作であれば、レーザーで加工を行うと30分での加工が可能となります。
今回、ご紹介したように小~中ロットのパイプ材への加工では、
パイプ加工専門メーカーに依頼することで加工コストを抑えることが可能です。
パイプ加工でお困りの際には、パイプレーザー加工センター.comにお任せください。