こちらの製品は、スチール材を用いた、椅子フレームの背もたれ部の部品です。
今回の事例のように、図面上に
①複数回曲げ指定と
②パイプ端面から曲げ位置までの距離が近い指定がある
場合には、通常2本のパイプ材を曲げ加工後、
溶接によりつなぐことで完成させる3つの工程を踏みます。
一方で、パイプ専用のベンダー機を保有している当社では、
ロール曲げ・ドロー曲げを組み合わせることで1本のパイプ材から、
この形状の加工が可能となり、溶接を必要としません。
異なるRの指定があっても、ワンチャッキングでの加工が可能となります。
特に、今回の製品のように3種類8箇所も曲げがあるような加工品の場合には、
当社のパイプ専用のベンダー機を使用しない場合と比較して、
加工コストを圧倒的に削減することができます。
このような複数回曲げ指定のある中量産のパイプ加工品の図面を
お持ちの方でコストダウンを検討されている方は、
パイプレーザー加工センター.comに是非ご相談ください。