こちらは、産業機械部品 鉄パイプの試作品です。パイプレーザー加工機によって切断と穴あけを同時に行いました。
本製品には、4面に穴あけが施されています。そのため、一般的なパイプ加工方法であるプレス加工だと、4回金型を各側面に対して交換する必要があります。また、端面の切り欠けを加工するのにも金型を交換しなければなりません。
さらに、下図のような特殊な形状の穴をあけるためには、新しく金型を作成する必要が多いです。
そのため、プレス加工だと、リードタイムが長くなってしまう傾向にあります。
しかし、パイプレーザー加工センターでは、3次元レーザー加工でパイプを加工しているため、レーザー加工機で一度にパイプの切断から穴あけまで行うことが可能です。そのため、金型製作が必要なく、初期費用が抑えられ、かつ納期短縮などのトータルコストダウンを実現いたしました。
特に今回のような試作品をプレス加工で行うと、形状変更などにより金型の再製作が必要となり、開発費が上がります。しかし、レーザー加工で行う場合は、そういった心配がないため、開発費を抑えることができます。
「量産を加味した試作品の開発費を抑えたい」、「試作品を短納期で納めてほしい」といったパイプの試作品に関してお困りごとがございましたらパイプレーザー加工センターにお問い合わせください。