こちらの事例は椅子のひじ掛け部分のフレームです。
大きく緩やかな曲げをおこなっているように見えますが、
実際はR径の異なる4つの曲げ加工をおこなっています。
本来R径の違う曲げ(ドロー曲げ)をおこなう場合、それぞれの径に合わせた専用金型を使用する必要があるため
段取り時間や工程数が増え、リードタイムの延長につながります。
そこでこちらの事例では、ロール曲げという専用金型が不要な曲げ加工をおこない
段取り時間や、工程削減、リードタイムの短縮を可能としました。
パイプレーザー加工センターでは、最大8個の金型を搭載することができ、
ドロー曲げとロール曲げの両方に対応可能なパイプベンダー機を保有しています。
それにより、様々な曲げRが含まれた製品であったとしても、ベストな加工方法を選択し
非常に効率良く製造することが可能となり、コストダウンとリードタイムの短縮を実現しています。
パイプ曲げ加工に関して何かお困りのことがございましたら、パイプレーザー加工センターにお気軽にお問合せ下さい。